東京ハウプトコーア
ドイツ演奏旅行レポート

ヨーロッパのクリスマスを歴史ある教会で
2002年12月11日(水)〜19日(木)


レポートその4

7日目 世界遺産リューベックへ 

 今日は最後の自由行動日です。メンバーは朝早くからそれぞれの目的のために精力的に出かけて行きます。
 私もハンブルクから電車で30分ほどのリューベックに出かけることにしました。もちろん道連れを確保して。(下写真) みんなで迷えば怖くない?
 備えあれば憂いなし。さっそくハンブルク中央駅(左写真)で迷いました。数日前にダイヤ改正があったようなのですが、駅のインフォメーションで自信たっぷりに嘘を教えられました。予定より1本遅い電車になってしまいましたが、駅の売店でお茶を飲みながらみんなで電車を待ちます。一人じゃなくてよかった。。。

 無事(?)、リューベックに到着した我々はさっそく記念撮影。リューベックのシンボル、ホルステン門にて。(右写真)
 どっしりとしたふたつの塔からなる市城門で1464〜1478年に建てられたそうな。地盤が弱く建築中から地面にめり込んでしまったそうで、確かにひしゃげています。写真ではちょっとわかりにくいけど。
 まずはホルステン門の右側に見える聖ペトリ教会を目指します。
 

 聖ペトリ教会では塔の上に登れるようなのでチャレンジ! 先日のハンブルクの聖ペトリ教会とは違いエレベーター完備でうれしいかぎり。リューベックの町が一望できます。
 ホルステン門と並ぶリューベック観光の目玉マリエン教会も見えます。(左写真) リューベック特有の黒レンガ造りの市庁舎、マルクト広場など、目的地を確認。集合場所をマルクト広場に決めて、いざマリエン教会へ!
 バッハがオルガンの音色に感激して通いつめたというマリエン教会。300年近い時を越えてバッハと心のニアミス。。。
 
 8512本のパイプを持つという どでかいパイプオルガンを見上げます。でっけぇ〜。演奏しているところを聴けないのがなんとも残念。絵葉書買っておこっと。
 バッハ気分に浸った後は、アーモンドの粉で作った砂糖菓子、リューベック名物マルチパン(マジパン)をお土産用に大量購入。どっぷり日本人観光客気分です。写真も撮ります。撮りまくります。充電地の続く限りっ!
 帰りの電車の時間はしっかり確認しときましたよ。自分の目でね。リューベック満喫させていただきました。
 慣れない食事が続き胃がもたれてきたかな。今日の夕食は軽めに、、、ステーキです。笑顔と指差し確認でのオーダーもコツを掴んできました。店員さんの少しあきらめの入った笑顔も名残惜しい。
 こうしてハンブルク最後の夜は更けていきました。
                           (ToT)/~~~

最終日 

 ついに帰ります。現実社会に。
 上写真は「リフレッシュ完了! 帰ってまたがんばろう!」という少数派(右1名)と「日本?なにそれ?」、「終わったよ。仕事だよ。」、「・・・」という多数派(左3名)です。私も多数派の一人としてハンブルク国際空港の片隅で呆けていました。
 成田到着。日本嫌いの青年です。(右写真)
 

 クリスマスムード満天のドイツでクリスマスオラトリオを歌う。本当に貴重な体験でした。グリューヴァインの味と共に忘れらないことでしょう。
 「もう一度!」参加したメンバーは皆きっとそう思ったはずです。今度はもっと多くのメンバーとこの素晴らしい体験を共有したいものです。
 それまでにもっともっと素敵な合唱団になっていたいですね。
 
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